青山昌樹 私は23 歳の時、サンパワーに入社させて頂きました。若いときは、アルバイトなど短期の仕事を繰り返していて、職が定まらず、茶髪にピアスといった風貌でした。サンパワ入社後一年目に、飲酒運転で免許取り消しになってしまう、という事件があり、当社の仕事は運転免許が必要なので、当時創業者(先代社長)にサンパワーをやめて東京に出稼ぎに行くという話をしたところ、「バカヤロー!」と檄が飛んできました。「お前など東京に行っても務まらない。車の運転ができなくても、新人に教育したり、仕分けや出荷の責任者としてやってみろ。」と言われた。その時から、私は茶髪の髪もばっさり切り、会社への恩返しをしようと決意しました。それから10年以上がたつが、現在ではタイヤ輸出事業部の東北全体の責任者になり、また、九州から北海道までのタイヤ輸出協力会社の育成、指導もさせて頂いています。「念ずれば、花開く」、創業者の好きな言葉です。誰でも過去は色々ありますが、「人生頑張ろう、ここで花を咲かせよう」と努力を続ければ、きっと花が咲きます。私も部下、新人の日々の指導に常に、こういう気持ちをもち、皆で人生の花を咲かせたいと思って日々仕事に励んでおります。 執行役員/タイヤ輸出事業部部長 青山昌樹